令和6年4月より36協定が変わります
令和6年(2024年)4月以降、一部の業種について36協定の様式が変更となります。
変更となる業種は大きく、建設業・運送業・医師の業務です。
①建設業
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の3の2).word
※月45時間超の時間外・休日労働が見込まれず、災害時の復旧・復興の対応が見込まれる場合
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の3の3).word
※月45時間超の時間外・休日労働が見込まれ、災害時の復旧・復興の対応が見込まれる場合
②運送業
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の3の4).word
※限度時間以内で時間外・休日労働を行わせる場合(一般条項)
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の3の5).word
※限度時間を超えて時間外・休日労働を行わせる場合(特別条項)
③医師の業務
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の4).word
※限度時間以内で時間外・休日労働を行わせる場合(一般条項)
新様式:時間外労働・休日労働に関する協定届(様式第9号の5).word
※限度時間を超えて時間外・休日労働を行わせる場合(特別条項)
現在、上記の3業種は時間外労働の上限規制の適用が猶予されています。
これまではどれだけ働いていても、労働時間については規制や罰則などはありませんでした。
今後、企業には更なる労務管理の徹底が求められます。
令和6年4月を迎える前に、事前準備を行っておきましょう。
厚生労働省:時間外労働の上限規制の適用猶予事業の詳細について
社会保険労務士・行政書士 松本行政事務所